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ハンガリーワーキングホリデー情報

6月も半ばに差し掛かりました。ブダペストの気温は毎日30度近くまで上がっています。6月の時点でこの暑さ、これから夏に向けてうまく過ごせるのかどうかが気にかかる今日この頃ですそんな中、最近は連日夕方に雨が降り、雨が上がった後の虹を見るのが楽しみの一つです112.png




はじめまして!ブダペスト在住で、声楽の勉強をしている日本人です。ちょっと簡単に自己紹介です109.png




僕(日本人・28歳)は2017年の9月にハンガリーにやってきました。ハンガリーを選んだ理由は、弟がこちらで仕事をしているというのと、歌を学ぶためにヨーロッパに拠点を作りたいというものでした。20178月末に公立の小学校教諭を退職し、9月初旬に渡洪、10月からBudapest市内の語学学校(Balassi Institute)でハンガリー語を学び始め、プライベートレッスンで歌とピアノを習い、英会話、ドイツ語と学びの多き日々を過ごしています😎と同時に、とある大学にて日本語教師のお仕事をいただき、今では働きながら学びを深めるというスタイルで日々を過ごしています。そして、Cheaproom4nihonという日本人向けゲストルーム(民泊)のお手伝いもちょこちょこっとやってます。




なので、歌や音楽関係の話題はもちろん、日本語教育、ハンガリー各地の様子等、いろんな情報を書いていければと思ってます。




初回のこの投稿では、先日から始まったワーキングホリデーの情報についてちょろっと書いてみます。




僕は20179月にハンガリーに来た後、10月からは語学学校の入学許可証をもとに、滞在許可証を取得してきました。そしていろいろな兼ね合いから、20185月にワーキングホリデーの一時滞在許可証に切り替えました。なので、こちらで半年以上滞在した後に、一時滞在許可証(ワーキングホリデー)に切り替えた形になります。渡航前にワーキングホリデーの申請を済ませてくる多くの日本人の方々とは少しケースが異なりますが、少しでもお役に立つ情報を提供できればと思い、情報をいくつかまとめてみました。今回は特に【移民局の様子・申請書類】について現地在住の自分だから分かる内容を記載しています(ビザの発給条件や概要については、他のいろいろなサイトで同じ情報が書かれているので、こちらではカットします。)。ハンガリーでのワーキングホリデーに興味のある方は、よかったら是非覗いてみてください104.png




まず、現在ハンガリーとの間でワーキングホリデー協定を結んでいるのは次の5か国。


・ニュージーランド


・韓国


・タイ


・オーストラリア


・日本




日本―ハンガリー間でワーキングホリデー協定が結ばれたのは2016214ヴァレンタインデイに締結されただなんて、ちょっと素敵ですよね(笑)  そして申請時に必要な書類ですが、僕の場合は以下の書類が必要でした。




必要書類(僕の場合


Application form(申請書)


Fee stamp(収入印紙 ※現在はカードでの18,000の支払い)


Photo(証明写真移民局にて撮影できます。)


Statement of volunteer leave


Copy of the passport(パスポートのコピー ※パスポート本体も必ず必要です。)


Bank account balance certificate(銀行の3か月以内の残高証明)


Health insurance(海外旅行保険の加入証明)




僕の場合は、ワーキングホリデー申請の前にすでに滞在許可証を持っていましたので、住所はすでに登録されていた形になります。なのでワーキングホリデー申請時には、上記の書類の提出が必要でした。日本もしくはハンガリーで新たにワーキングホリデーを申請する方は、上記の書類の他に「賃貸契約書」、「住所登録カード」も持参する必要があります。「賃貸契約書」は特に指定されたフォーマットはありませんが、大家さんに作成してもらう必要があります。「住所登録カード」は現地移民局にてもらう必要があります。(これをもらうだけで数時間待つことも想定してください




そしてここでいくつかの注意点!


Fee stampは使えません!


これまでは申請時に18,000フォリント分の収入印紙を移民局窓口に持参する必要がありましたが、今年20181月からはカードでの支払いとなりました。移民局のスタッフさんは「現金での支払いも可能」とおっしゃる方もいますが、それは間違いです。スタッフさんによって言う内容が異なるというのはハンガリーでは日常茶飯事のことです。




・自分の意見はしっかりと!


僕の場合は「ワーキングホリデーはよくない」という理由で、なかなか申請させてくれませんでした。それでも「以前何度も他のスタッフさんに質問しに来て、その時には申請可能だと聞きました」と何度も反論すると、やっと申請をさせてくれました申請や手続きは根気が必要です。なので、できるだけ日本にいる間にビザ申請をしてから来る一般的な形がスムーズに進むと思います。




・服装はフォーマルで!


スタッフさんたち、実は裏で申請者の服装について話し合っています。僕は一度スーツで行きましたが、「きみのスーツ姿は最高だね!」とかなり歓迎してくれました(笑) アジア人は現地の保険会社等でもフォーマルウエアじゃないと保険加入させてくれないケースもあり、やはり少しでも見栄えを良くする習慣がアジア人には必要です。しかしこれは見方を変えれば、服装ひとつで相手からの印象を良くすることもできるということです。なので、必ずフォーマルウエアで行きましょう!




・海外保険は信頼できるものを!


僕は安さ重視で、当初はハンガリー大手の保険会社GENERALIにて保険加入していました。理由は基本パックで年間3万円とお手頃だったから。そしてそのことを日本にいるときから知っていたからです。その保険とクレジットカード会社の利用付帯保険を合わせていました。しかし…GENERALIのその保険プラン、病院受診時に診察代が出なかったのです。日本人にとっては当たり前すぎて確認をスルーしてしまっていたのですが、実は「滞在許可申請の書類作成のためだけの保険」と呼ばれている保険プランがあり、僕が加入していたのは、その実質意味のない保険だったのです(事故や大病にならなくてよかった)。なので、保険はきちんと信頼できる会社のものを選びましょう。僕はその後、海外在住でも加入できる保険会社をみつけて加入しました。これはまた後日くわしく書きますね。




・移民局は長蛇の列!


毎回、申請する方はたくさんいらっしゃいます。朝6:00から並んで待っている方もいます。なので一回の申請で4~5時間くらいはかかると思った方がいいでしょう。


水曜日は比較的すいています。水曜日は学生のみの受付ですが、僕はワーキングホリデーの申請も受付してくれました。




移民局サイト(英語): http://www.bmbah.hu/index.php?lang=en


ワーキングホリデー概要(英語):http://www.hungary-immigration.com/working-holiday-in-hungary/




と、ざっと思いつくがままに移民局関連の様子をまとめて見たのですが、また近々、語学学校のに関しての情報や食事、病院等の生活面の様子もまとめていきたいと思います。




そしてもちろん音楽の話もいろいろアップしていきます109.png


by daichiinbudapest | 2018-06-12 05:15

「しあわせな日曜の午後の提供」をモットーに、日々の何気ない暮らしをステキなものに変えられる…そんな歌い手を目指してブダペストでがんばっています。


by daichiinbudapest